高血圧を下げるには減塩と脱塩!?
基本は減塩です!
高血圧の時に医師に言われることは、必ず減塩しましょうです。
しかし、今まで長年慣れ親しんできた味を急に減塩して変化させてしまうと、味が薄いと感じたりおいしさが半減した気分になり、減塩対策もすぐにやめてしまう方も少なくありません。
減塩する時は少しずつ塩分を減らし、慣れながら塩分摂取を落としていきましょう。
減塩が必ず必要になる高血圧
高血圧の時に減塩することはとっても効果的な方法で、高血圧対策の基本とも言えます。
日本人の塩分摂取量は1日6グラム未満が良いといわれてますが、それ以上に抑えることはなお良いことになります。
まったく塩分をとらないことは健康上よくありませんが、少ないことで高血圧対策に効果が現れます。
といいながら、今の私たちは、およそ1日平均男性11グラム女性9グラムも、知らず知らず間に塩分を摂ってしまってうるというのです。
減塩しなさいといわれてすぐに今までも塩分量を激減させてしまうと、まったく美味しく感じなくなったりします。
そして、あまりにも急に減塩してしまうと、高齢者や腎機能が衰えてる方は脱水症状になるリスクが高まり、逆に健康を害してしまう可能性もあるので、要注意です。
塩分は段階的に少しずつ減らして行くことが大切で、はじめはいままでの塩分の10%くらい減らして味に慣れさせ、その薄い味が慣れて来たらまた10%減らして繰り返すことで、少しずつ塩分を無理なく減らすことができます。
味が足りないなと思ったら、おみそ汁なら出汁に変化をくわえてみたり、野菜炒めにはお酢をかけてみたり、ドレッシングも食べる前に和えることで、味がまんべんなく交わり、ドレッシングの量も減らせることができます。
しかし、いくら家庭で頑張って減塩しても、塩分の摂取自体、外食から摂ってしまってるケースも少なくなく、外で何かと食べてしまってる方は、その外食を制限するだけで、効果が出てくることもあるのです。
短時間でなくなる脳梗塞のサイン「TIA」とは!
すぐ消えてなくなってしまう脳梗塞前兆サイン
- 顔の半分がゆがむ・・・
- 片手が上げても下がってきてしまう、上げられない・・・
- 会話ができない・・・
- 言葉がわからない・・・
他にも症状として現れる現象は様々ありますが、TIAの場合、あれおかしいなと思ったときにはスーッと症状が消えてしまい、今のは何だったんだろうと放ってしまうことも少なくないそうです。
しかし、その症状はTIAという脳梗塞の前兆の可能性があり、そのような発作が出たらすぐに病院で検査してもらったほうがいいかもしれないんです。
このTIAの症状が出た方のおよお5%くらいが2日【48時間】以内に脳梗塞の発作が発症してしまってるというデータもあるといいます。
この脳梗塞が発症する前兆のサインを見逃してしまうと、突然訪れる、厳しい現実が待ってることになるのです。
このTIAの症状を気が付いて素早い対処をすれば、病気も軽くすむ確率がグンと高まります。
脳梗塞とは血管に血栓が詰まってしまう病気です。
TIAは脳の血管に一時的に詰まったりすることがあり、その詰まった部分によって顔がマヒしたり手が上がらないなど、症状に違いが出ます。
もし大事な人が、そばにいて話し方がおかしいなと思ったり、先ほどのような現象が出てきてる時には、どのような症状が出てるかどのくらいの時間出てたかなどをしっかり覚えておくことも大事で、もし早めに病院に行ったときにも、細かく専門医に伝えることで、症状も軽く済むことも多いのです。
【TIAの主な症状】
- 体の片側半分の手足・顔などに、まひやしびれを感じる
- 言葉が思うように出てこない
- ろれつが回らずうまく話せない
- 会話ができていない
- 力強さはあるのに、ふらついたり歩けない
- 視野が半分見えない
- 二重にものが見える
症状としてわかりやすい顔の麻痺や腕のしびれマヒ、言葉に注意!!
脳梗塞と同じ流れで発症するTIA。
動脈硬化が起きてる血管の内側にコレステロールが付き始め、徐々に膨らんできます。血管が複雑に枝分かれしてる頸動脈は、動脈硬化になりやすい場所としても知られてます。
コレステロールによって膨らんでできた血栓は、非常に弱く、血管内壁からはがれやすいので、血流が上がると血栓ははがれて一気に脳まで達することもあり細い血管で詰まってしまう原因となります。
血栓ができる原因はほかにもありますが、このように血栓が脳に入り込み詰まらせることで、血液が行かなくなったその先の脳の働きが悪くなり、TIAのような症状が現れます。
しかし、TIAの場合は、血栓がちいさくてすぐに溶けてなくなってしまうこともあるので、症状として現れる時間が短いのが特徴です。
TIAは自分自身では気が付かないことも多く、そばにいる人が何かおかしいなと思うこともすくなくありません。
もし家族が、大事な人がそのような状態になってる時には、すぐに病院へ行くように勧めたほうが良いです。
そこで、注意したいのが、すぐに症状が消えてしまうTIAのために、自分では大丈夫と思っていても、もし車の運転中などに脳梗塞が発症してしまうリスクも考えられるので、必ず付き添いで病院へ連れて行くことをおすすめします。
そして、病院も脳の検査ができる病院で、MRIの設備があるところが良いでしょう。
高血圧にも2つのタイプがあるの?
血管の状態が違う!?
一言に高血圧といっても、血管の状態に違いがでてきて、2パターンの高血圧に分かれるのだとか。
締め付け型
血液中の塩分の濃さが高くなると、塩分を出そうとして腎臓が血管を締め付けるホルモンを分泌し始めるのだとか。
血管は締め付けられ細くなる状態と同じになり、血圧は高くなるというのです。
この分泌されるホルモンは本来血圧を安定させるために分泌されてるといいますが、必要以上に分泌されてしまうと、血管を締め付けてしまい、血流は上り高血圧になってきてしまうのです。
膨らみ型
もう一つのタイプは血管壁を血液で圧迫してしまい、膨らんでしまうタイプ。
これも血液中の塩分が大きく関わりをもち、塩分が濃くなると薄めようとして体は反応します。
薄くする方法として水分を血液中にたくさん取り込もうとして、血液中の水分は急増します。
すると血管は膨らんできてしまい、心臓も水分と塩分を腎臓から出さなければいけない判断をして血圧を高めてしまうのです。
高血圧は生活習慣に大きくかかわりがある
高血圧は主に遺伝的なことに加えて、生活習慣も大きなかかわりを持ってます。
遺伝的なものは仕方がないかもしれないが、生活習慣での高血圧はすぐにでも見直すことで改善ができるようになります。
特に高齢になってくると、上下の血圧値に差が出てくる傾向があり、これは動脈硬化が進行してる一つの目安になるのだとか。
若い時と比べて、差が広がってきてるときには要注意です。
高血圧には先ほどの2パターンがあり、それぞれの状態によって処方される薬も違うので、専門医の指示に従い治療を行わないといけません。
市販のサプリメントも効果がないわけではありませんが、あくまでもサポート的な位置づけにして、サプリメントを飲んでる方大丈夫と、自分勝手な判断だけは行わないようにしましょう。
生活習慣の中で見直すポイント
- 塩分を摂りすぎてる
- お酒の飲みすぎ
- 暴食
- 運動不足
- ストレス環境
- タバコ