短時間でなくなる脳梗塞のサイン「TIA」とは!
すぐ消えてなくなってしまう脳梗塞前兆サイン
- 顔の半分がゆがむ・・・
- 片手が上げても下がってきてしまう、上げられない・・・
- 会話ができない・・・
- 言葉がわからない・・・
他にも症状として現れる現象は様々ありますが、TIAの場合、あれおかしいなと思ったときにはスーッと症状が消えてしまい、今のは何だったんだろうと放ってしまうことも少なくないそうです。
しかし、その症状はTIAという脳梗塞の前兆の可能性があり、そのような発作が出たらすぐに病院で検査してもらったほうがいいかもしれないんです。
このTIAの症状が出た方のおよお5%くらいが2日【48時間】以内に脳梗塞の発作が発症してしまってるというデータもあるといいます。
この脳梗塞が発症する前兆のサインを見逃してしまうと、突然訪れる、厳しい現実が待ってることになるのです。
このTIAの症状を気が付いて素早い対処をすれば、病気も軽くすむ確率がグンと高まります。
脳梗塞とは血管に血栓が詰まってしまう病気です。
TIAは脳の血管に一時的に詰まったりすることがあり、その詰まった部分によって顔がマヒしたり手が上がらないなど、症状に違いが出ます。
もし大事な人が、そばにいて話し方がおかしいなと思ったり、先ほどのような現象が出てきてる時には、どのような症状が出てるかどのくらいの時間出てたかなどをしっかり覚えておくことも大事で、もし早めに病院に行ったときにも、細かく専門医に伝えることで、症状も軽く済むことも多いのです。
【TIAの主な症状】
- 体の片側半分の手足・顔などに、まひやしびれを感じる
- 言葉が思うように出てこない
- ろれつが回らずうまく話せない
- 会話ができていない
- 力強さはあるのに、ふらついたり歩けない
- 視野が半分見えない
- 二重にものが見える
症状としてわかりやすい顔の麻痺や腕のしびれマヒ、言葉に注意!!
脳梗塞と同じ流れで発症するTIA。
動脈硬化が起きてる血管の内側にコレステロールが付き始め、徐々に膨らんできます。血管が複雑に枝分かれしてる頸動脈は、動脈硬化になりやすい場所としても知られてます。
コレステロールによって膨らんでできた血栓は、非常に弱く、血管内壁からはがれやすいので、血流が上がると血栓ははがれて一気に脳まで達することもあり細い血管で詰まってしまう原因となります。
血栓ができる原因はほかにもありますが、このように血栓が脳に入り込み詰まらせることで、血液が行かなくなったその先の脳の働きが悪くなり、TIAのような症状が現れます。
しかし、TIAの場合は、血栓がちいさくてすぐに溶けてなくなってしまうこともあるので、症状として現れる時間が短いのが特徴です。
TIAは自分自身では気が付かないことも多く、そばにいる人が何かおかしいなと思うこともすくなくありません。
もし家族が、大事な人がそのような状態になってる時には、すぐに病院へ行くように勧めたほうが良いです。
そこで、注意したいのが、すぐに症状が消えてしまうTIAのために、自分では大丈夫と思っていても、もし車の運転中などに脳梗塞が発症してしまうリスクも考えられるので、必ず付き添いで病院へ連れて行くことをおすすめします。
そして、病院も脳の検査ができる病院で、MRIの設備があるところが良いでしょう。