腎臓の糸球体は毛細血管が集まりのため、AGEが溜まりすぎると・・・

 

糖尿病の三大合併症の一つ腎症

 

糖尿病の三大合併症の一つ腎症ですが、腎症にいったんなると、思ったように治療が進まないことがおおいそうなのです。それはAGEに原因があると言われてます。AGEはタンパク質と糖が合体してできる体によくない物質で、高血糖の状態が続くとAGEは増えやすくなるのです。AGEは血管にダメージを与える物質として全身に広がっていきますが、血管でも毛細血管などの弱い血管から影響が出やすくなります。すなわち腎臓には毛細血管がたくさん集まっているので、腎臓の機能が低下しやすくなり腎症へとつながってしまうのです。

 

★AGE

AGEは体内で余分な糖などが多いと作られやすくなりますが、食品からも摂ってしまうこともあり、腎症の予防にや進行を少しでも防ぐためには、毎日の食事にも気を付けていかないとなりません。魚や肉をお刺身で食べることは少ないかもしれませんが、動物性たんぱく質を含む食品を焼いたり揚げたりするとAGEは増加してしまう傾向にあり、特にファストフードや一部のコンビニのお弁当などは毎日食べ続けてしまうとAGEを蓄え続けてる可能性があるのです。今は若く健康であっても、今からAGEをたくさん摂り続けてる食生活を送ってると、すでに血管はダメージを受け始めていて、もしも糖尿病になってしまったときに、すぐに血管障害としていろいろな症状が現れてしまうかもしれないのです。