内臓のむくみと高血圧とは!?

高血圧の時に気になるのは、脳梗塞などの血液血管障害ですが、高血圧の時には心臓にも大きな負担がかかり続けていて、最悪は心不全になることだってあるんです。

 

その心不全に進行してく間に、内臓のむくみとして現れることがあるというのですが、いったいどんなことなのでしょうか。

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むくみといったら足や顔などが一般的に思い浮かんだり、症状として現れやすいですが、この場合重い症状でない限り、時間が経つと治ってることが多いです。

 

しかしむくみにもいろいろあるらしく、気づきにくい「内臓のむくみ」というのがあるのだとか。

 

内臓のむくみの症状が現れてる方は、比較的高血圧に悩む方に多いとも言われてます。

 

むくみは水分が細胞間に染み出てたまってしまう状態のことなのだそうですが、なぜ内臓に水分がたまりむくみとなってしまうのでしょうか。

 

内臓むくみの原因

内臓がむくんでしまう一番の原因に推測されてるのが、心臓の機能が落ちてきてしまうこと。

 

体全体に血液を循環させなくてはいけないポンプ役の心臓は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病によって動脈硬化が進んでしまうと、心臓からスムーズに血液は送り出されずに心臓内に血液は溜まりやすくなります。

 

心臓から血液が送られないということは、すでに流れ出した血液も押されることがなくたまり始め、たまり始めた血液から水分が血管の外に出てきてしまう現象が始まってしまうそうです。

 

この状態が続いて、むくみの症状が現れやすいといわれてるのが肺なのだとか。肺がむくみはじめてから放っておくと、胃や肝臓、腸や腎臓なども各臓器もむくみ始めてしまうのだとか。

 

高血圧の方は要注意

 

高血圧の方は心不全には気を付けたいところ。

 

心不全は何も高齢者だけなく若い人も起きる可能性があります。

 

心臓の押し出す機能が低下して血液が送り出せない状態になる前に予防対策することがベストですが、なかなか自分では気が付かないし、どうしていいかわからないですよね。

 

そこで高血圧で心不全にならないために、見逃したくない体からのSOSサインがあるのだとか。

 

それが「夜の咳

 

臓器のかなで早めにむくみ始めるのが肺ですが、肺がむくんでくると、夜に横になってからおよそ2~3時間ほどすると咳が出やすく、苦しくなって起きて座ると症状が軽くなるというのですが、これは心臓の機能低下のサインの一つとしてみられるようです。

 

この咳は数日するとおさまることもあるというのですが、そこで油断はできません!

 

咳がおさまっても今まで感じたことがないだるさや胸やけなどを感じるようなら、症状は悪化してるかもしれず、心不全への道を突っ走ってる可能性があります。

 

いつもは次の日に消えていた足や顔のむくみが、長く消えないむくみとして現れてる時も要注意ですね。

 

大げさかもしれませんが、高血圧やコレステロールが多い人、糖尿病などと診断されてるならば、心不全になるリスクは非常に高くなってるかもしれないことだけは、忘れないようにしたいところです。

 

内臓のむくみを改善するには、毎日の生活習慣や食生活の見直しが基本で、特に食生活では必ず減塩をキーワードに毎日気を付けていきたいですね。