しびれを伴う腰痛はもしかし腰部脊柱管狭窄症かも!?

腰部脊柱管狭窄症なら常に前傾姿勢が勧められてます。

 

しびれや痛みは脊柱管が圧迫して起きてる!

 

姿勢が悪いと腰に負担がかかり腰痛になってしまうことがありますが、逆に姿勢を治しても腰痛が改善されないケースもあります。

それはもしかしたら腰部脊柱管狭窄症かもしれないのです。

 

足のしびれを伴うことがある腰部脊柱管狭窄症は、背骨の脊柱管が加齢やその他原因で間隔が狭くなることでおきる病気です。

脊柱管の中には神経や血管が通っていて、狭くなるとそれらが圧迫され、しびれや痛みが起きてしまうことがあるのです。

狭窄症により血液が十分に届かなくなると、神経は正常に働かなくなり混乱を招きしびれを感じさせてしまうことがあるのだとか。

さらに歩いたりすればさらに血液が下半身に必要で、血液が足りない状態になり、神経の混乱は高まりしびれが強くなることがあるのです。

狭窄症を放っておけば、神経の混乱は止まらず血液は足りない状態が続き、下半身に障害が出てきてしまうリスクが高まり、排便排尿機能にまで影響が出てしまうケースもあるというのです。

症状が重症化してしまうと、外出もできず寝たきりになる可能性も。

ただこの病気は進行が非常にゆっくり進むことが多いために、早めの対策治療によって、重症化するリスクを下げることができるといわれてます。

 

◆腰部脊柱管狭窄症のときは前かがみ姿勢がいい

腰部脊柱管狭窄症は痛みとしびれを伴い、歩くことが困難になることも。

腰部脊柱管狭窄症の症状を改善させるためには、専門の病院での治療も大切ですが、セルフケアも改善に向けてのポイントになります。

腰部脊柱管狭窄症は脊柱管が狭くなってることで症状がでてることが多いので、よい姿勢を保とうとすると逆に脊柱管を狭めて圧迫が強まってしまう可能性があり、姿勢を正すことはおすすめできない場合があります。

さらに痛みやしびれによって体を動かすことが減ってしまうと、筋力低下や血行不良になり、血液循環がますます悪化し、めぐりも悪くなり、症状改善が遅くなってしまうこともあります。

 

◆前かがみや前傾姿勢で体を動かそう!

前かがみや前傾姿勢での無理のない運動やストレッチによって、脊柱管の圧迫が弱まり、血液の循環がよくなることが期待できます。

血液が届けば神経も正常に働きはじめしびれの軽減にもなることでしょう。

しびれや痛みが少なくなれば、運動やストレッチも楽にできるようになり好循環も期待できます。

前傾姿勢には、手押し車や自転車、杖や、荷物を運ぶ台車なども利用してもいいでしょう。ただ自分で判断して運動せず、必ず医師に相談をしたうえでの適度な運動やストレッチを行いましょう。