足がしびれる、冷える。もしかして末梢動脈疾患かもしれない!?

 

末梢動脈疾患は生命の危険につながる!!

 

高齢者に起きやすい動脈硬化。

末梢動脈疾患は動脈硬化により血流血行不良を起こしてしまってる状態を言います。

末梢とつくように手足に生じやすい病気で、病気が進行してしまうと血管障害が広がり心疾患や脳梗塞など、命の危険につながるケースも少なくありません。

ある調査結果によると、65歳以上の高齢者(予備軍を含む)のおおよそ10%ほどのかたが発症リスクがあるとされてます。

しかし高齢者だけでなく、血管に害があるとされるタバコや、糖尿病を患ってるかたも、末梢動脈疾患発症リスクが高い傾向にあるそうです。

近年、この日本で末梢動脈疾患の発症率が高まってきてるというのですが、その原因として高齢化社会が進んでることと、食生活が偏り糖尿病が増えてることに加え、運動不足が考えられます。

先ほど足の血圧測定を行うことをおすすめいたしましたが、健康な状態での両手足の血圧を知っておくことで、血管障害の発見や予防に役立つことがあります。

一般的に健康な時は足のほうが血圧は高い傾向にありますが、下半身に行く血管のどこかで動脈硬化などが起きていた場合、腕で測った場合より低く数値が出ることもあります。

この場合は、すぐに病院で精密検査を行うか、医師に相談してみてはいかがでしょうか。

 

【末梢動脈疾患の主な症状】

  • 手足のシビレ
  • 手足の冷え
  • 歩行時にふくらはぎが痛む
  • 歩行時に大腿部に痛みを感じる
  • こむら返りがおきる

 

など。