空腹で胃もたれ!!脳が胃もたれを感じさせ腸を守ってる!?

胃が働きすぎると!!

 

胃の働きが悪いと起きてしまう胃もたれとは逆に、胃が働きすぎて起きてしまってる胃もたれがあるといいます。

胃が働きすぎてしまうというのは、胃酸がたくさんでしまうということで、どうやらそれが大きな原因となってしまってるようです。

 

食事をした後食べ物は胃の中で胃酸によって消化が進み、その後胃壁によって腸へ送られますが、その時、消化のための胃酸も腸へ一緒に送られてしまいます。

ここで人間の構造ですごいところの一つが、胃酸が食べ物と一緒に腸へ行こうとすると、腸の入り口で胃酸の酸性を中和させようとする機能が働いて、胃酸によって腸にダメージを与えないような働きをします。

 

しかし、胃酸がたくさん分泌されて胃酸を中和する機能が間に合わないと、胃酸が腸へ送られてしまい、腸壁にダメージをあたえてしまいます。

 

そこでまた人間のすごいところは、腸を守るために胃の働きを抑え、腸が危ないよという信号を脳へ送ります。

すると胃の働きが弱まり胃酸が減り、脳に行った信号により、これ以上食べないほうがいいよというサインのために、胃もたれとして感じさせる働きが起きるというのです。

このため、空腹なのに胃もたれを感じてしまう人は、このような体のシステムが働いているからと考えられてるそうです。