うつの時には大豆に含まれるレシチンがいいらしい!?

レシチンが注目されてる

 

日本ではうつの方が急増中という話を聞きますが、最近考え方がマイナス思考であったり、やる気が全く起きないときや、不安な気持ちが続いて寝れないなど思い当たるところがあるようなら、精神科に相談へ行った方がいいかもしれません。

もしかしてうつ予備軍になってる可能性もあり、うつと気づかず自分はダメな人間だと思い込みそのままでいると、もっと思考力や行動力が低下したり、食欲も落ち、不安感が恐怖心に代わり、最悪自分を傷つけてしまうケースもあるようなのです。

なるべく早い段階で治療を行うことが大切ですが、もし病院へ行くことへの抵抗があれば、今うつに効果的なのではと注目される成分を食生活に取り入れてみるのもいいかもしれません。

 

◆レシチン

レシチンは、近年うつ症状に効果的なのではと注目される成分でもあり、大豆や卵黄・ゴマなどにたくさん含まれてます。

レシチンは人間が生きてくために大切な成分でもあり、レシチンは神経細胞や血管壁・細胞膜などを作り出す原料になります。

その中でも脳の神経細胞をサポートするためにもとっても大切で、神経細胞膜の原料、脳神経のダメージを戻すためにも必要なのだとか。

脳内でレシチンが足りなくなると、脳が活発に機能できなくなり、神経細胞は細くなってきてしまいます。

すると脳の情報伝達はスムーズに行われなくなり、記憶力の低下、判断力が落ち、ストレスも上手に回避できなくなり、不安感や恐怖心も高まるリスクなどもでてきます。

 

◆食生活でレシチンをたっぷり脳へ補うのは困難!?

レシチンは毎日たくさん補うことは大切。

しかし普段の食生活によって脳へのレシチンを補うのは難しいというのです。

実は人間の構造上、脳へ異物が行かないように血液脳関門というフィルターのようなところがあるのですが、大豆や卵黄などのレシチンは分子量が大きいため血液脳関門を通ることが難しいというのです。

 

◆新型レシチン

脳へ補いにくいと言われていたレシチンに新型のレシチンが出てきたといいます。

分子量を半分にした新型レシチンは血液脳関門をスムーズに通ることができるそうで、大豆を原料に作られるために副作用のリスクもありません。

新型レシチンによって脳内ホルモンが増加したことが確認できたり、様々な研究が進められてるなか、新型レシチンを取り入れた病院などでも、うつの患者さんに勧めたところうつの症状が軽減してきたと感じる患者さんがいたそうなのです。

もちろん新型レシチンだけを摂り症状が軽くなったのではなく、食事療法や生活習慣の改善なども同時に行った上での結果ということも忘れてはいけないそうです。