頚椎症になりやすい人は椎骨が小さく神経の通り道が狭い方におおい?!
日本人は狭い傾向にある
頚椎症になりやすい方の傾向として首の骨が小さく脊柱管が狭いことがあります。
日本人の体格は欧米人に比べ小さいのに頭の大きさはあまり変わらないため、欧米人に比べ頸椎にかかる負担は大きいといえます。
その日本人の中でもさらに脊柱管が狭い方もいて、少しでも椎骨がずれたりすれば脊髄が圧迫され手にしびれや脱力感を感じてしまうこともあるのです。
生まれつき脊柱管が狭い方は、脊髄がちょっとしたことで圧迫されやすく、狭窄症や頚椎症が起きやすいのです。
加齢による頚椎症が起きやすいのは間違いないのですが、脊柱管が狭い方は20代からなど若い時から頚椎症が発症してしまう事例もあるのです。
痛みやしびれを感じてからでは遅いかもしれませんが、頚椎症などが心配な場合は、専門の病院で脊柱管のレントゲンを撮り検査確認をおこなってみて、もし脊柱管が狭いのであれば、首の負担を避けるような生活を心がけたりセルフケアを行うことが発症予防につながります。
◆首に負担をかけない
毎日の何気ない生活の中で、無意識のうちに首に負担をかけてしまってることは多いのです。
しびれや痛みを感じる場合は生活習慣や仕事などで首に負担をかけてないか見直してみましょう。
もし首に負担がかかるような姿勢や動きが多いとわかったならば、なるべくさけるような工夫が必要です。
デスクワークが中心の方は猫背になりやすい傾向にありますが、猫背になり首が前に倒れた状態になると、本来緩いカーブを描いてる頸椎は、適切な角度が失われます。
そのために椎間板に負担がかかり頸椎の椎間板を痛めやすくダメージを残しやすくなるのです。
猫背に限らず首に負担をかけてる状態が続くなら、こまめに首のストレッチを行い伸ばしたりしましょう。
特に脊柱管が狭い方は日常のちょっとした動きや習慣に気を付けるだけでも、頚椎症の発症や悪化を予防できるかもしれません。