寒い時期、肩が重くて痛みがある時、簡単なストレッチで楽になろう!

まず肩周りの血流アップがポイント!

 

現代の日本人の悩みの上位といったら、肩こりはランクインするかもしれませんね。

冬の寒い時期になるとどうしても肩こりがひどくなり、重症化してしまうと肩や首のコリだけでなく、手や腕のしびいにつながったり、頭痛が起きて仕事ができない・・・勉強ができないなど、仕事や生活に支障が出てしまうことがあるのです。

人間の体は寒さから身を守るために筋肉が収縮しやすくなります。

すると筋肉を通る血液の流れは悪くなり、肩こりの原因となります。

肩こりの原因はこれだけに限ったわけではありませんが、姿勢がよくなかったりそのほかの要因も重なって起きやすくなります。

特に冬場は寒くなると身を丸めることが多いですが、すると首は頭の重さを通常より違ったバランスで支えることになり、それをさらに支えようと肩の筋肉も緊張して血流が悪くなったり首や肩の筋肉が固くなりやすくなるので、冬に肩こりが多くなる大きな要因はその辺にあるようです。

しかし冬だけでなく年中肩こりに悩む日本人は急増してるようで、男性より女性のほうが肩こりに悩んでるかたはおおいのです。肩こりと言っても症状は様々ですが、まずは肩こりになった時には、こわばった筋肉を和らげるところから始めないといけません。

 

◆血流が悪いと肩こりをひどくする

筋肉は収縮性のある筋線維というのが集まって作られてますが、その中に血管が通り、筋肉に酸素や栄養を届けてます。

通常筋肉は筋肉内に十分な血液を送るために適度な緊張や弛緩を繰り返してるためです。

しかし、首や肩周りの筋肉に緊張し続けてしまう行動や姿勢が長いと筋肉は収縮し血管が圧迫され血液は流れにくくなります。

血流が悪くなると酸素の供給が不足し、筋肉のエネルギーとなるブドウ糖も十分にエネルギー変換できず、疲労物質の乳酸になるというのです。

乳酸がすぐに排出されればいいのですが、疲労物質や老廃物を送り出す役目もある血流が悪ければ酸素栄養が送られないだけでなく疲労物質も筋肉から出ていかないので症状は悪化して痛みなどが起きやすいのです。

 

◆こまめに肩を回す習慣を付けよう

肩こりになると、肩をたたいたりもんだりすることが多いと思いますが、この方法は効果がないとはいえないが、表層の筋肉を刺激してるだけで奥の筋肉が原因で起きてる肩こりの場合には効果があまりないでしょう。

深い筋肉が原因で起きてる肩こりの時は時間がかかるかもしれませんが、いつもの姿勢を見直し正すように改善して適度な運なども取り入れるなどして血流改善を目指しましょう。

その時に必ず行いたい毎日・・毎時間くらいの頻度で行いたいのが「肩をまわす」ことです。背筋を伸ばして肩をまわす体操をこまめに行うと、肩周りの血流もあがり、老廃物や疲労物質も流されやすくなり肩こり解消へつながるはずです。

 

◆肩をまわして体操する時の注意点

肩をまわして血流アップをすることで肩こり解消効果が期待できることはわかったのですが、単に肩が痛いからと言って肩をまわしてはいけないときもあります。

それは肩が急に痛くなったときや、寝てリラックスしてるのに痛みが軽くならない、腕に力が入らない、しびれを感じる、感覚がないなど、血流が悪くなって起きてる肩こりでない場合もあるので、すぐに病院で受診してみたほうがいいでしょう

 

◆肩コリ解消おすすめ肩まわし法とは

肩周りの筋肉を全部動かそう!

 

肩こりの悩みは男女ともに若い方から高齢の方まで幅広いのですが、自分では無意識のうちに姿勢が悪くなりそれが日常生活のなかで当たり前になってしまい、肩こりを引き起こしてしまってる可能性があります。

なのでいくら肩こり解消グッズをつかっても、マッサージを行っても解消しないのは、そこに原因があることも。

姿勢が悪いと肩だけでなく内臓にまで悪影響を及ぼすこともあり、姿勢の悪さは万病の元などども言われるくらいです。

 

◆猫背だと

猫背の場合、首が前にたおれやすくなり、首周りの筋肉も動きが鈍り、首を動かしたり噛む力が低下することもあります。

猫背は肩甲骨の動きも鈍らせ、肩甲骨の動きが悪くなると肩まわりの筋肉が硬直して、肩こりをひきおこします。

姿勢をよくして肩甲骨をいかに動かすかが肩こり解消のポイントとなります。

 

◆肩甲骨をまわす肩こり解消運動法

肩甲骨周りの筋肉をいかに動かすかが肩こり解消の秘訣。腕をグルグルまわして肩の筋肉を和らげる方法も良いですが、効果的な体操は、脇を締めて肩を上げ、そのまま胸を広げながら肩を後ろへ回し左右の肩甲骨をくっつけるイメージの動きをします。

その状態を「1・2・3・4・5」とゆっくり数えて、力をスッと抜いて肩を落とします。

これを数回繰り返してみましょう!

これだけでも肩の緊張がほぐれ、肩まわりが軽くなることが感じれるでしょう。

さらに両腕を頭に沿わせて上に伸ばし肩や背中の筋肉を伸ばすようなストレッチを行うと効果的です。

この体操やストレッチを行う時の注意点は、急激な動かし方をしないようにしましょう。

力を入れすぎて筋肉を痛めてしまっては意味がないので、ゆっくり動かし呼吸も楽にして行いましょう。

 

◆肩こり解消体操をするときはいつが効果的?

簡単にいつでも行えるこの体操は、肩が重いな・・・つらいな・・・と思ったときに行うのもよいのですが、肩まわりがつらいと感じる前に行うことで、肩こり予防にもつながります。

僧帽筋や広背筋など大きな筋肉を動かし、肩まわりの筋肉を動かし緊張状態を少しでも和らげておくことで、血流を促し肩こり予防になります。

これから長時間勉強する時やデスクワークをするとき、無理な姿勢での作業をするときに前もって体操をしたり、朝起きた時、入浴しながら入浴後にストレッチするなど、毎日思いついた時に行う習慣を身に付けるとよいでしょう。

 

◆ストレッチ体操を習慣にしたら肩こりの痛みも減って若返った感じがする!!

58歳の女性がは、肩こりに悩み始めたのは約8年前からです。ズンと重い肩こりは、肩たたきをしても、マッサージをしに行ってもその時は気持ちがよく楽になっても、次の日になると徐々に痛みや重さが戻り、つらかったそうです。

そこで肩こりのことをいろいろ調べて、まず自分の姿勢をよくして毎日肩まわりのストレッチや体操を習慣にしてみようと思ったそうです。思い返せば、昔から姿勢が悪く猫背でよく家族にも注意されてました。

この女性は、姿勢をよくするために姿勢ベルトを購入して普段の生活で常に姿勢がよい状態を作ろうとしました。

はじめは姿勢ベルトを付けた状態がつらくて大変でしたが、1週間も付けてると体も慣れてきて、付けるもの習慣となってきたのです。

さらに、朝起きた時や入浴後、1~2時間に一回は肩をまわしたりする体操やストレッチを行うようにしました。

肩こり解消の効果はすぐには現れてはきませんでしたが、肩こりを必ず解消したいという思いで数か月続けていきました。

すると、姿勢矯正ベルトをしていないときでも、家族から姿勢がよくなったんじゃないと言われたり、背筋が伸びて健康的に見えるのか、友人にも若く見えるねと言われたのです。

体操やストレッチのおかげなのか、あのころの肩こりも重さもずいぶんと解消され、日常の生活にも支障がない程度まで改善してきたのです。

効果が現れて来たのを感じるとますますやる気が出てきて、無理だけはしないように今までと同じスタイルで続けてみたところ、1年経った今では無理な姿勢や長時間の同じ姿勢をしたときに肩こりを少し感じるくらいで、あのころの重くだるい肩こりを感じることはほどんどなくなったそうです。