その腰痛の原因は腰だけじゃないかも・・・怖い腰痛の見分け方とは。

腰痛と言っても様々!大病のサインかもしれない腰痛とは!

 

腰痛は日本でたくさんの方々が悩んでる痛みで、すでに1000万人以上の方がいるそうです。

腰痛というと、腰に負担をかけすぎて起きてる慢性的な腰痛やぎっくり腰などがイメージされやすいですが、一言に腰痛と言っても痛みの違いや感じるタイミングによって、命に関わる腰痛かもしれないのです。

いつもの慢性的な腰痛だから・・・突然来た痛みだからぎっくり腰だろう・・・など、放っておくと命に関わる怖い病気だったということもあるのです。

では、危険が潜んでるかもしれない腰痛と普通の腰痛の違いってどこなのでしょうか。

 

◆腰痛の時、横になり安静にしても痛いか痛くないか。

腰痛の時には、無理をしないで安静に体制を横にすることがオススメです。

しかし体を横にしても痛みが続くようなら、もしかして大病が隠れてる可能性があるようです。

横になっても痛いか痛くないかの判断方法は、整形外科でもよくおこなわれるようで、大きな分かれ道となります。

腰に負担がかかって起きる慢性的な腰痛やぎっくり腰の場合は、横になり安静にしてると、痛みがやわらぐことが多いのですが、どんな体制をとっても痛みがまったく変わらないという時は、大病が隠れてる腰痛かもしれません。

さらに安静にしてるのに痛みが増す一方の場合、腰以外の部分や、動脈に関する疾患などが疑われるので、おかしいなと思ったらすぐに病院へ行くことをおすすめします。

 

◆動脈疾患による腰痛でも種類がある

普段腰痛持ちではないのに、突然の腰の痛みを感じた場合、しかも安静にしていても痛みが一向に収まらないときはすぐに病院へ行くことがよいですが、その痛みの原因がもし動脈疾患によるものであるかもしれないので、できるだけ早く医師に診断してもらいましょう。

動脈疾患による腰痛の時でも、主に2つのことが考えられるのだとか。

もし痛みが慢性的な痛みのようなときには、腹部大動脈瘤が疑われ、この病気は進行スピードは遅く、症状が悪くなるまで痛みなどは感じないことがあるのですが、炎症してきたときや動脈が破裂してしまう寸前の時に、痛みとして感じることがあるのです。

慢性的な痛みに感じてしまうので、治療が遅れてしまうこともあるそうです。大動脈瘤は、年齢を重ねるほどリスクは高まり、定年過ぎてから定期検診しようではなく、CTやエコーで検査ができるので、できるだけ早めに定期検査をうけることがよいでしょう。

そして突然訪れるぎっくり腰のような痛みが起きた場合は、大動脈解離という大動脈の内側がはがれてしまう状態になってる可能性があり、このとき腰だけでなく胸や背中など、痛みが移動することもあるようです。

腹部大動脈瘤や大動脈解離などの原因は、動脈硬化が大きく関係してることもあり、今腰痛を感じていなくても、糖尿病や高血圧、喫煙期間が長い、メタボや肥満体質などの場合は、特に血管障害のリスクが高まるので要注意です。

 

※大動脈とは、体の中でももっとも太い血管で、心臓から下へ向かい下半身へと血液を送る、重要な血管です。

※あくまでも腰痛に関しての一例をあげてる内容です。すべての方に当てはまるものではありませんので、ご心配の方は、お近くの病院で受診されることをおすすめします。