糖尿病によって血管にダメージが!?網膜症へのリスクが高まる!!

 

目の血管は弱いから。

 

糖尿病は、体内に余分な糖が増加してインスリンによってコントロールしきれないときに起きる病気です。インスリンの機能低下や分泌量低下などの原因は様々のようですが、糖尿病になってしまうと血管にダメージを受けやすくなり、血管障害と言われる神経障害・腎症・網膜症などにかかるリスクが急激に高まってきてしまいます。血管障害といえば動脈硬化や脳卒中なども注意しなくてはいけません。

 

失明してしまう・・・

糖尿病三大合併症の一つ網膜症は、失明の原因ランキングの上位にあり、とても怖い病気です。網膜を含む目の器官はとても繊細にできていて、網膜は目に入ってきた光を感知する重要な部分で、網膜症になると網膜自体が薄くなったり機能低下により光の感度も悪くなり、視野が狭くなったりものが見えにくい状態になるそうです。

 

★糖尿病網膜症

余分な糖はタンパク質などと結びついて悪玉物質に変化し、血液中に混ざり体をめぐり血管を傷つけていくそうです。糖尿病三大合併症の原因とも言われる悪玉物質により、細い弱い血管からダメージは現れやすく、たくさんの血管が張り巡らされてる網膜にもダメージはおよび、酸素や栄養が十分にいきわたらない状態になります。すると網膜の血管へのダメージは蓄積され血管の柔軟性も失われ血流が悪くなったり動脈硬化なども起き始めます。すると目はいままでの機能を保とうと血液を送るための新しい血管を作り出そうとしますが、新生血管のため非常に弱く、ちょっとしたことで破れやすく出血を起こしやすい血管なので、網膜に出血が起きてしまうと視力低下や視野が狭くなるなどの障害が起きてしまうのです。